製造部門
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かけがえのない生命の星、地球
そこに住む私たちは常に「快適さ」を求め続け、その結果、文明や科学技術の限りない発展を手にしてきました。しかしその反動として、今や地球は傷つき、悲痛な叫び声を上げています。私たちが今成すべきこと。それは地球の声に耳を傾け、私たちの次の世代へ、健全な地球環境を残し、伝えることです。私たち公協グループは、明日のために現在を生きています。有効なリサイクル事業と産業廃棄物処理のパイオニアとして、40年余の歴史の中で培ってきたノウハウと知恵を活かし、地球環境に優しい「循環型社会システム」づくりに貢献しています。
産業廃棄物をもう一度原料に
私ども公協グループの基幹である公協産業は、昭和48年の会社設立当時から、産業廃棄物の埋立処理を一切行うことなく、リサイクルをテーマに、事業展開を行ってきました。何より「埋立処理」がもたらす周辺環境への影響を配慮しての決断でした。
<廃油の回収>&<ボイラー燃料へのリサイクル>事業を皮切りに数多くの実績を上げ、まもなく、セメント業界の製造プロセスに、産業廃棄物の処理とリサイクルを取り込めることに着目。以来、セメント業界と一体となって、さまざまな業界が抱える産業廃棄物処理とリサイクルの課題解決に取り組み、業界をリードするノウハウを蓄積しています。
コンサルティングワーク
産業廃棄物の処理およびリサイクルにまつわる課題は、それぞれの業種によって大きく事情が異なります。その解決策は、いわばオーダーメイドでなければなりません。そこで当社は企業各位のトータルソリューション(総合課題解決)実現のために、入念なヒアリングから始まるコンサルティングを基本としています。
産業廃棄物の再資源化フロー
セメント製造工程は、優秀な産業廃棄物処理プラント
産業廃棄物の再資源化を目指す当社は、早くからセメントメーカーと提携して、この課題解決に取り組んできました。セメント製造プロセスのひとつである「焼成」工程では、実に1,450度という高温で連続処理を行います。この焼成工程を活用することにより、ダイオキシン類をはじめとする有害物質が発生しない処理が可能となり、また、埋立処理をしなければならない燃えカス類の排出を防止することが可能になります。
セメント副原料として利用
セメント原料と組成が似ている石炭灰、汚泥、焼却灰、鉱さい、その他廃活性炭、塗料カスなどは、セメント原料の一部として再資源化されます。
セメント燃料として利用
高い発熱量を持つ廃タイヤ、廃油、廃プラスチックなどは、セメント製造用燃料の一部として再資源化されます。これらの可燃性廃棄物は、セメントキルン内で高温燃焼されるので大気汚染の心配もなく、また一般焼却炉では二次廃棄物として排出される焼却残渣も原料として再資源化されます。
岡山工場
平成7年4月、岡山市東区沼で産業廃棄物の再資源化工場として操業開始。当社の環境事業を支え、重要な役割を果たしてきました。さらに飛躍を図り、事業拡大に対応、産業廃棄物の再資源化工場として稼動を続けています。
高知工場
平成19年12月、住友大阪セメント工場敷地内に業界初のリサイクル燃料・原料製造プラントを完備。
お客様に5つのメリットをご提案
- 循環型社会構築のサポート
- 貴社のリサイクル率向上
- リサイクル費・物流費の削減
- 地域密着型のリサイクル
- CO2削減(※2次運搬がありません)